ブラックティー(香りバラ・茶系バラ)
◆香りバラ・茶系バラ ブラックティーの品種の特徴 データと画像
ブラックティー 品種の特徴
- 強いティー香
- 渋めの赤茶色の花色だが、気温により色の変化が大きい(もっともこの品種らしい色が出るのは低温期。高温期には、赤みが強くなる)
- 名前も、香りも、色も「紅茶関連」なバラ
- やや、うどん粉病に弱い気配あり
ブラックティー データ
- 品種名……ブラックティー(Black Tea)
- 系統……HT
- 作出国……日本
- 作出年……1973年
- 作出者……岡本勘治郎
- 花色……赤茶
- 香り……強いティー香
- 咲き方……半剣弁高芯咲き 花径12cm
- 花弁数……30枚
- 樹高……1.2~1.5m
- 樹形……直立性
- 花期……四季咲き
- 別名……ザ・ブラックティ
- 交配……Hawaii×(Aztec×(Goldilocks×Fashion))
ブラックティー
ブラックティー の切花
ブラックティーは、茶色いバラの切花としては、最も一般的に流通している品種です。町の花屋でも、少し個性的な花も置いているタイプの店なら、店頭で販売していることがあります。
大体、一本500円くらいはする花ですが、市場の出荷状況によってはもっと安く入ることもあります。もちろん、もっと高く入ることもありますが、1本1000円まではいかないと考えてよいと思います。
ただし、注文で日にちを指定したり、サイズを厳密に指定しようとすると、1000円を超えてくることもありえます。
独特な上品さのある色が、人の心に強く印象に残る花ですので、何かの記念日に使う花として選ばれることが多く、男性がプロポーズするときの花束や、ブライダルブーケに使われたりもします。
また、一ひねりある花を贈りたい相手へのギフトにもよく選ばれ、たとえば、画家さんやデザイナーさんの個展祝いなどに届けられる花ギフトには、「ブラックティーで」と品種指定されるケースがあります。