ミルラ香:バラの香り
ミルラ香とは
ミルラ香とは、ミルラの香りに似た、甘さの中に鋭さとさわやかさのあるスパイシー香が含まれる香り。
ミルラ香の主な品種はこちら→バラ:ミルラ香
ミルラの香りとは?
ミルラとは、ミルラという木の樹脂であり、香料に使用されるもの。下は、ミルラの実物である。
ミルラは、エジプトでミイラを作るときに使われたことがよく知られており、そのため、「ミイラの香りのバラってどんなの?」という好奇心を持つ人が多いようだが、ミルラ実物を香ってみると、わりとよくあるタイプの芳香であることが分かる。(ミルラ香に比べたら、クローブ系のスパイシー香のバラの香りの方が、よほど変わった香りである)
「なんの香りみたい」と表現するのが難しいのだが、しいて言うならムスク香に近い、甘みも苦みもある香りである。
管理人が個人的に人に説明するときには、「古い香り袋みたいな香り」と言っている。あまりクリアな香りではなく、なんだかくすぶるような不明瞭さがあるので、イメージとして「新しい香り袋」ではなく「古い香り袋」と言いたくなるのである。