オールドローズ:バラの系統

2020年7月15日バラ用語

オールドローズ 意味
品種名:カルディナルドゥ・リシュリュー

オールドローズとは

1867年に、モダンローズが登場する以前から栽培されていた、古典的品種や、原種系のバラ。「O」または「OR」と略記される。

オールドローズの特徴

  • 改良を重ねられた現代バラには無い風情をもっており、バラガーデナーには人気が高い
  • 一季咲き品種が多い
  • 咲き方は、丸いカップ状に咲くものや、ロゼット咲きになるものが多い
  • 一見して、モダンローズとは異なる姿をしていて、花の顔が優しいことが多い
  • 香りが強い品種が多い
  • 花色は、ほとんど赤・ピンク・紫・白で、黄色・オレンジ系は非常に少ない

オールドローズを「バラらしくない」と感じる人もいる

現代では、花屋に入っているバラは、ほぼモダンローズであり、一般の人が「バラ」として認知しているのはモダンローズの姿になってしまった。そのため、オールドローズを見てもバラだと分からない人が増えている。

中には、オールドローズを指して「最近のバラは変わっていますね」という人までいるが、オールドローズから見ればモダンローズの方が、「ちょっと変わった新入り」なのである。

ルイーズ ド オディエ (old) オールドローズ
カザンリク

バラ用語

Posted by s-ma