モダンローズ:バラの系統

2020年7月13日バラ用語

モダンローズとは

モダンローズとは

現代バラのこと。四季咲き・大輪のものが多い。

バラは、大きく分けると、オールドローズとモダンロ-ズの2つの分類になる。
名前のとおりに、モダンローズは、オールドローズよりも後に出て来たものである。
最初に作られたモダンローズは、1867年に、フランスで作出されたラ・フランスという品種であり、それ以前にはモダンローズは存在しなかった。つまり、モダンローズは、登場してまだ150年くらいしか経っていないものである。

モダンローズは「普通のバラ」

現在、一般的に人に思われているバラの姿は、ほとんどモダンローズの姿である。町の花屋で花束に作られているバラも、ほぼモダンローズと言える(切り花出荷されるオールドローズもあるので、すべての花束がモダンローズではない)。

モダンローズの「見た目」

モダンローズとオールドローズの見かけの違いを大まかに説明するなら、

「真ん中がつんととがったようなバラは、モダンローズ。お椀のように咲き、真ん中が高くないのがオールドローズ」

で、大体良いのだが(あくまでも、大まかな説明としては)、最近は「オールド風に作ったモダン品種」もあり、しかも増加傾向にあるため、見ただけで区別することは、今後は難しくなっていくことも大いにあり得る。

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Posted by s-ma