花の各部名称:バラの構造・部位
花冠
バラに限らずどんな植物にも用いられる園芸用語で、花全体を指す言葉。下の画像の、赤い四角の中の部分。
バラ科の花冠は、「バラ型花冠」といい、一枚一枚の花弁が分かれた「離弁」が、放射相称型に付く形が特徴。
花弁
花びら。ペタルとも言う。
おしべ
めしべの周りを、花粉を持ったおしべが取り囲んでいる。
咲きたてのおしべは黄色。
やがて日がたつと、おしべは茶色になっていく。
めしべ
花の中央に、おしべに囲まれてめしべがある。
めしべは、それぞれ子房につながっている。
子房
めしべが受粉すると、めしべからつながった子房が成長し、果実に育つ。
↑バラの花托(下の項参照)の中には、多数の子房が詰まっている。
下は、一つだけ取り出した子房と、それにつながるめしべの画像。
花托
花の根元にある膨らんだ部分。茎が厚くなり、花を支えている部分。
がく
花びらを包んでいる部分。5枚に分かれている。